コスタリカ アキアレス アナエロビックハニー 100g 嫌気性発酵【スペシャルティコーヒー豆】【中浅煎り】
新しい発酵プロセスで、より豆の個性を
環境保全先進国コスタリカの中でも環境保全マネジメントの実績では定評のあるアキアレス農園。3代目CEOディエゴ氏の若い感性で革新的なデザイナーズ・カップに積極的に取り組んでいます。
「アナエロビック・ファーメンテーション(嫌気性発酵)」とはコーヒー豆の精製過程での発酵プロセスのことです。
密閉して空気に触れさせない嫌気性発酵は、より豆の個性を出し風味特性が感じられるようになります。
嫌気性発酵工程:完熟したチェリーを収穫後通常のハニープロセスに沿ってパルピング。その後、嫌気発酵用のタンクにいれ2日〜4日間発酵(温度とpHを1日2度チェックしpH 4.3になったら開封されます)。そして洗浄し通常のハニープロセスと同様に行います。
アナエロビック後、定評のあるハニー製法で、ダージリンの様な風味と濃厚なシトラス系のフレーバーと酸味が特徴的で甘味の強いクリーンなカップに仕上げました。数量限定カップです。
◾️風味特性
フレーバー:ダージリン、グレープ
アシディティ:グレープフルーツ、アップル、いちじく
アフターテイスト:ハーブ
ボディ:スイートネス
◾️焙煎度:中浅煎り
◾️アナエロビック・ファーメンテーション(嫌気性発酵)について:詳しくはこちら
◾️農園情報:詳しくはこちら
■販売実店舗:エキマルシェ大阪店
アナエロビック・ファーメンテーション(嫌気性発酵)によって、より風味豊かに
オーナーが情熱を捧げて生み出した中米系豆らしくまとまった香味のマイルドカップ
環境と人への配慮は厳格な味作りにも
農園紹介動画
コーヒーウェビナー動画
首都SanJoseから南東に1.5時間の場所に位置する、カルタゴ州トリアルバ アキアレス地区にある農園です。
セントラルバレーエリアとなります。
1920年よりコーヒー生産が開始された農地を、現オーナーで農園管理者であるAlfonso Robelo氏が知人と共同出資の形で1971年に購入しました。 標高は900〜1,400mと、トリアルバ火山の裾野にコーヒー生産地が広がります。 総面積924haのうち、コーヒー栽培は660ha分です。年間約1,000トン程度の安定生産量があります。生産量の90%はメインストリームとしてコンテナ単位で販売されます。
日本向けには、標高1,200m以上の区画でとれる原料のみでロットを構成し、伝統的なフルウォッシュ製法となります。
この農園の最大の特徴は、なんと言っても規模です。単一農園としてはコスタリカ最大です。
アキアレスとは、「島」という意味です。
農園内には4つの湧き水と31の水路があり、空から見ると川が土地を分断しており、「島」のように見えるため、このような名前がつけられました。豊富な湧き水はコーヒーの木々に潤沢な灌漑水を提供しています。
収穫期には最大1,500名のスタッフが動員され、総収穫数量は15,000袋を誇ります。コーヒーの精選工程で発生する汚水や生活廃水もきちんと浄化され還元されています。
園内の105haは熱帯雨林に覆われており、2003/2004年産からRA認証を取得し、2012年にはコスタリカとして初のRainforest Alliance Climate Module(Friendly)認証を取得しました。
アキアレス農園は、公的資金をうまく取り入れて地域コミュニティに還元しており、農園経営の一つのモデルケースとして成功しています。
土地は農園が提供、学校、幼稚園、住居、病院等の建物は保険省や大統領名での寄付等で成り立っています。住民は農園で働く人間に限らず、そこで働くかどうかは自主性に任されています。
学校や幼稚園の運営費は住民の寄付を柱としています。特に農園で働く人たちにとっては、近くに子供を預けられるが故、安心して働ける仕組みとなっています。
地域内には426軒の住居、1,500人の住民が暮らしています。そのうち95%は自分たちの持家で、土地はアキアレス農園の寄付によるものです。
【生産国】コスタリカ
【地域】カルタゴ州トリアルバ
【農園名】アキアレス農園
【生産者】アルフォンソ・ロベロ
【認証】HIROCERT
【標高】1200〜1300m
【品種】セントロアメリカーノ
【規格】SHG EP
【精製】アナエロビックハニー
【乾燥】天日・機械
【輸送】リーファコンテナ
【包装】グレインプロ